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不動産探しのコツ・虎の巻
結婚より先に「家」??
ある週末に、どう見ても20代のご夫婦というか、「結婚前のカップル」というおふたりがご来店しました。
内心「賃貸のお客様かな?」と思ったら、男性が「家を買いたいのですが…」と。
え!結婚前に家を買われるんですか?と、少し驚きつつお話をうかがってみると、
「これはなるほど!」と妙に感心してしまったのでした。
「家を買いたい」とおっしゃる若いおふたりを席にご案内し、詳しくお話をおうかがいしたら、「半年後に結婚を控えていて、そのころまでに入居できるものを探している」とのこと。
ご本人達は、賃貸アパートを探すつもりでいたらしいのですが、男性のご両親に「狭いアパートを借りても敷金、礼金やらで40〜50万円はかかるし、今後の家賃ももったいないから、どうせなら家を買いなさい」と言われたそうです。
なんでも、男性のご両親(50代前半)も早くにご結婚され、それと同時期にマイホームを購入。最近ローンも払い終わり、現在は老後に備えて平屋に建て替えるか、静かなところに買い換えるかを考えながら、悠々自適な日々を過ごされているそうです。
「若いころは大変だったけど、早いうちにローンも終わって今は楽だし、老後のいろんな選択肢も考えられるから、子供にもそうさせたい」とおっしゃっているそうです。
もちろん、女性のご両親も大賛成だそうです。
ご結婚される方皆さん、それぞれ環境や状況が違うので一概に言うことはできませんが、例えば、6万円の家賃の2DKのアパートを5年借りていると、家賃6万円×60ヶ月=360万円、それに敷金、礼金、更新料等6ヶ月分で36万円、合計約400万円をアパート住まいのために払うことになります。
〈28歳で結婚した方を例にすると〉
結婚後すぐに28歳で30年ローンで家を買ったとして、返済時58歳。通常の定年前にはローンを完済。
5年間アパートを借りて住み、33歳で30年ローンで家を買ったとして、返済時63歳。
「60歳過ぎても3年もローンが残っている」「アパートに払ったお金400万円」「隣が、上が、にぎやかな5年間の狭い部屋の暮らし」……男性のご両親が上記のような具体的なことを言われたわけではありませんが、「年齢」と「時間」と「お金」がすごくもったいないように思われます。
そういえば、よく周りを見てみると、一般的に、ご結婚されるおふたり、そしてそのご両親、お身内の方、皆さん何となく「とりあえず賃貸住宅から」ということが多くありませんか?
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