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不動産探しのコツ・虎の巻
土地の地形を考える
土地探しの時「地形が良い」「地形が悪い」と世間一般に言いますが、はたして何が良くて何が悪いのか…
四角い整形地が一番良いのでしょうか??
考えてみましょう!!
答はこちらです土地にはいろんな形のものがあります。
長方形、正方形に近いもの、三角、旗竿状、星形??表現しにくいような歪な形等さまざまです。
また、長方形にしても間口が狭く奥行きが広いものや間口が広く奥行きが狭いなどさまざまです。
また、接道している道路の方位にも関係してきます。
その土地を検討するのに大切なことは、陽当たりやプライベート、利用の用途等、それらに影響する建物、庭、車などがどのように配置できる土地なのかです。
200坪も300坪もあれば何でも好きなこともできますが、それぞれ予算や条件に限りがありますから、希望エリアの中で自分の予算内での面積の土地の中から考えなければなりません。
ではここで、「何を検討しなくてはいけないのか」を考えましょう。
- 検討1 駐車場
- 隣接している道路は広いか狭いか?(車の出し入れに大変影響します)
- 何台分必要か?(今は○台ではなく、来客や将来の事も考えて)
- 置き方も縦列、並列、L型等あるがどうする?
- 検討2 陽当たり
- 検討3 ポーチやアプローチなどの外構
- 検討4 ガーデニングや自転車置き場、物置スペースは?
売却物件の土地でこういうものがあります。
左図は、一見「地形が悪いなぁ」という方が不動産屋を含めて多いですが、右の配置を説明すると「なるほど!!」となります。
「地形」というのは決して四角の整形地でなければダメ!ということはありません。
購入する方が「どのように利用するか」「どう考えるか」「どんな生活スタイル」かが重要になります。
ちなみに、この土地は市内の市街化調整区域内。(都市計画法34条12号)
一定の条件を満たせば住宅の建築が可能)の畑で132坪650万円(坪単価4.9万円)です。
通常の整形地の近隣相場は坪7〜8万円。土地の価格や査定は、通常地形も影響されます。
そして何より土地探しは、地形だけを見て判断せず「利用の仕方」また「自分にとってどうなのかをよく考えてみる」と安くてよい土地がみつかることがあります。
おかしな話になりますが、まさに自分にとっての「掘り出し物」…
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